考察と主観

頭に浮かぶあれやこれやをなんとなしに書き付ける

私のごとき小物が何かしようと思ってごめんなさい

 台風19号が去って数日、ニュースを見ているとあちらもこちらも側が氾濫したり土砂崩れが起きたりしていると、まだまだ全容がつかめない台風の被害。何か出来ないかなと思いつつ、痛み止めを多用して内臓が腫れたらしく、歩く振動で内臓が揺れるのが痛い私が肉体労働に従事するのは現実的ではない。

 募金が良いのは分かっているけど、昔、古切手を送ったら寄付を募る案内が度々来て辟易してしまった経験から、お金は際限なく請求されそうな印象。見回すと台風前に買っておいた水が一箱未開封のまま次の災害に備えて備蓄している。台風の後、山の中腹にある実家への道と鉄道が寸断されたと言っていた知人に譲ると申し出てみたが幸いその経路は復旧し水道も使えるので不要との事。困っていないなら本当に良かった。

 さて、では他に必要なところへ確実に届く方法はないか少し調べてみた…昨今は支援物資ってあまり喜ばれないとは薄々感じていたけど本格的。「在庫処分では無いので古いものを送って新しいものを買うなら、新しいものを買うお金を寄付しましょう」とか「送料もかかるので物資を現金に換えて送料も寄付金に合算して寄付しましょう」とか「使われなかった支援物資を処分するのに莫大な費用が掛かり最早二次災害」と有る。何というか「この位なら助けられるよ」を遥かに超えていく現場の要求レベルの高さを感じて差し伸べようとした手が引っ込んでしまいそう。取り敢えず、水は買い直す手間を考えず我が家の備蓄として消費期限ギリギリまで保存しておこう。

 

 思い直して寄付を検討するも…コスト重視の私としてはやっぱり確実に役立ててほしい。どこに寄付するのが確実だろうか。そして個人情報の一部を開示するような寄付の方法は避けたい。募金箱に入れて火事場泥棒類似に持っていかれるのは納得いかない。

 

 今までは被災こそしなかったものの災害の煽りを受けてのコストカットの為に派遣契約打ち切られて無職期間が続いたりしたため、チャリティTシャツを購入したことくらいしかない。むしろ職場の正社員(見送る側)に餞別に食べ物を送られる側だった。その後も何かの時は貯金を切り崩す、ようやく生き繋いでいる収入の正社員が続いた。やっと何か出来る側に回れそう…なけなしの寄付金をどこに託そうか検討中。

 

 いつもは今はこう思うと言った答えまで記すようにしているけど、今回は答えを記しません。けれど、どこかには寄付しようと思ってます。