考察と主観

頭に浮かぶあれやこれやをなんとなしに書き付ける

着物の思い出

2019年は着物を着られる喜びが再燃した年と成りました。

 新しい組合せがしたくて休日になると着物を着、着物の生産に携わる技術者さんが減っていく現状を知り、着物に興味が有るけど動けずにいる方々にもっと気楽に着られる物なのだと知って欲しくて着た写真をInstagramに上げるように成りました。Instagramでの活動はFacebookからリアルな知人と繋がり易いので此処にはリンク出来ませんが。

 義祖母から譲り受けた着物を着た写真ばかり母に送っていたので母が私に仕立ててくれた着物を着て帰省。仕立ててくれたと言っても、結婚式の二次会に最後の振り袖を着ることにしたら、帯揚げと帯締めくらいは新しい物を用意しようと行った着物屋さんの籤で反物が無料に成ったらしく、勢いで一目惚れした帯の反物も仕立ててくれたらしい。同席していなかったので採寸せずに仕立てられた私のサイズではない私の着物である。母が反物の状態で想像していたより地味だったらしい。帯を誉めちぎったらご満悦。その後、結婚式の御呼ばれが決まったので、友人として華やかに盛り上げる為に変わり結びの練習を始めた所「羽を小さくした方がバランスが良い 」等客観的にアドバイスを楽しそうにしてくれました。善きかな。

 

 今回は着付けを覚えたてで嬉しくて帰省の際に着て帰った思い出。実際は帰省を終えて帰路に着いたところ。

 いつものホームで上り列車を待っていると4-5歳のお小さい方をお連れの若めの男性がいかにも「着物良いですね」といった笑顔を此方に向けてくれたので、会釈で返して暫く…通過待ちの為かいつも違うホームに目的方向の列車が止まった。田舎の列車は逃すとかなり待つので「駆け込み乗車はご遠慮ください」なんて忘れきってトランクを持ち、着物のまま階段を駆け上がり、駆け降り間に合った。電車が動き始めた頃駆け上がっている間の先程の男性の驚いた視線を感じた事を思いだし…清楚な着物のイメージを壊してしまい悪いことをしたかとテヘペロ

 特に着物は着崩れず、膝を開き過ぎなければ結構動けると解った。