考察と主観

頭に浮かぶあれやこれやをなんとなしに書き付ける

手を洗う頻度に耐えられない

 コロナが他人事だった1月末から酷い湿疹に悩まされている。

 頭と胴体の6~7割を覆われ、塩を塗り込んで「痒い」ではなく「痛い」にしてしまおうかと血迷った考えを起こすほど痒い。炎症も酷くなると火傷の様にチリチリと痛むため常に冷やすように室温18℃で夏服になっていた。一旦退くかと思われたが、ぶり返し今度は腕や足にまで現れた。湿疹の面積が広がれば強い薬が処方され、退いてくると弱い薬が処方されるので一口に湿疹の薬と言っても沢山の種類が有るものだとお薬手帳を眺めて思う。

 痒みが辛くなるとトイレに逃げ込み油を溶媒としている薬を塗り(正直痒みが楽になる事は無かったが他に出来ることが無かった)、他所に薬が付いてしまわない様に今まで以上に丁寧に手を洗っていた。すっかり手がガサガサになってしまいひび割れて水かきも玉ねぎの皮の様にパリパリと折れる様になってしまった。手を洗おうと蛇口の下に手を差し入れて水が当たると痛みが走るようになった。

 

 ぶり返した後、薬を強くしても増えるので地域医が「どうしようかな」と呟いたところでセカンドオピニオンを申し入れて大学病院に通うようになったが、今や「感染症の患者さんが入院していて危ないので暫く来ないで」と言われるようになってしまった。今熱い感染症は死ぬかもしれないけれど、湿疹が直接の原因で死ぬことは無いと分かる。血液検査の結果で薬を塗るしか方法は無いとも聞いている。解っているので怒りは無い。世間が気が付いた通り、いまや病院は激化した戦場で、他の病気でも軽度なら自宅療養だ。

 蛇足だが渡された湿疹の薬はどれも眠くなる副作用が有るので、副作用でだるいのか感染していてだるいのか判別が付かず不安だ。

 

 マスクをして目や口や鼻を無暗に触らないの他に提唱したいのは「外傷にも気をつけて」

 皮膚に付いたものは洗えばいいので目など粘膜からの侵入に注意を促されているが、皮膚に傷が有るととそこから簡単に体内に侵入されてしまう。殊に指先は積極的に外部と接する部位だ。手を洗う頻度が増えて手が荒れてきたと感じたら早めにお手入れをされることをお勧めする。