考察と主観

頭に浮かぶあれやこれやをなんとなしに書き付ける

可哀そうな子供たち

 最近、印象深かった小鳥の呟きをまとめた記事を読むのが楽しい。で、ここでもなかなか書けなかったが子供の躾問題について呟かれていた。

 

鳥”電車で子供が騒いでいるが親は放置体制。ご年配の夫人が子供に笑顔で「お前、可哀そうだね。躾てもらえないから、ずっと迷惑を掛け続けるんだね」親の顔が引きつった。こんな攻め方が有るのかと思った”とか何とか。

 

 私、地方の素人劇団に所属しているが、現在、休会の形を取っている。義祖母の葬儀のタイミングで休会しだしたので主催は勘違いをしているが、ここ二年ぐらいで通うようになってきた小学生~なりたて中学生の数人の猿状態に辟易してしまったのだ。共働きで幾つかの習い事をさせ時間に正確に送り迎えと休日に子供たちの為のイベントとなればスケジュールを調整して差し入れも準備してくれる親御さんを(私の体力では同じことは難しそうだし)尊敬しているが、預けて姿を消した後の子供たちがノビノビというより野放し。劇団なのに台本を読むタイミングでおしゃべりが止まらず、お弁当を買いに出て食べ始めてしまう。全部の子供をかわいいと思えない私がイラっとして注意してもただ怖いだけになってしまうので黙って周り対処も見ているが…このストレスを無かったことに出来るほど芝居にのめりこめる程の情熱が無かったようで遠のいてしまった。

 

 そうか、躾してもらえないで迷惑をかけ続ける可哀そうな子供たちなのか。で、この子たちが社会人になって指摘したらモラハラかな。その頃には第二次ベビーブームで就職氷河期の私たちも少数派の基地外扱いされるのも知れない。たまったもんじゃないな。

 

 今は他人が口出しする事にかなりの嫌悪感が伴う時代になったので、躾できるのは親だけに成った。「自分の子が鼻つまみ者にならないよう、愛情をもって躾てあげて下さい」としか言えない。